さて、ジャン・ヌーヴェルの新館にすっかりやられてしまって、ほとんど忘れかけてたけど、そういえばここってゲルニカとかがある所だよね。しかし、ここまでうろうろした限りでは、そんなものが出てきそうな気配がちっともなかったんだけど、作品展示室ってどこにあるの……
ということで、落ち着いてフロアプランを見たところ、ヌーヴェルの新館にも作品展示室はあることはあるのですが、こちらは企画展をやるところらしく、ゲルニカなどの常設展示は本館のほうになると… で、本館ってどうやって行くんじゃ。 フロアプラン片手に階段登ったり降りたりしてみたところ、本館とヌーヴェル館は隣接してることはしてるんですが、接続がある階とない階があって、それで、なんかすっきりわからなかったんですね。接続部の見通しもあまりよくないし。まあ、お腹も空いてきたから、展示をじっくり見るのは午後に回して、とりあえず、軽く展示室の配置を見るために、本館の方へ移動。 正直、この美術館、本館も新館も建物は面白いけど、動線はわかりにくと思います。普通に常設展だけ見たい方、有名な作品だけ見たい方、時間がない方は、ヌーヴェル館からでなく、素直に本館正面入り口から入るのがいいと思いました。暇な人はゆっくり迷うとよいです。それもまた楽しいので。 で、本館。こちらは、もともと18世紀にイタリア人の建築家フランシスコ・サバティーニとフアン・デ・エルモシージャがマドリード総合病院として設計したもの、なのだそうです。なんで、サバティーニ館とも呼ばれている。大きなロの字型の回廊式の建物です。どういうわけか、たまたま白衣の人が通りがかったので写真を撮ってみたんですが、とっても病院らしく見えますね…… ついでに、下の写真が本館正面です、と言いながらそれほど真正面からは撮っていないですが。 古い外壁に、いかにも後づけのガラスのエレベーターシャフトが二本はり付いています(ここでは一本しか写ってない)。この設計は、イギリスのイアン・リッチーという建築家によるものだそうです。 シャフトを横から撮ったところ。 まあ、古い建物で構造的に内部にエレベーターシャフトをつくれない場合は、こうやって外付けしたらいいんですね、という感じ。うちの団地にエレベーターつけるとしたらこうやるんだろうなという。まあ、ここの場合は、たぶん、デザイン的なあれでやってるんだろうけど。 乗り場はこんな感じ。 中庭。お約束のカルダーのモビールがあります。 だいたい様子がわかったので、また、ヌーヴェル館のほうにもどって、カフェ休憩。カフェに寄って、また、展示を見に再入場するのはオッケーです。一回券を買えば、入り口は何度でも入れてくれます(毎回、荷物検査するけど)。 手前が軽食、奥はレストランのようです。写真の整理したり日記書いたりしたかったんで、今日もやっぱりカフェの方で。赤いてらてらした壁を見ながらまったりしてました。
by koshiba841
| 2013-02-13 10:57
| '12 May スペイン旅行
|
カテゴリ
全体 普通の日記 つぶやき 食べもの 外出、旅行 '09 Oct. シンガポール旅行記 '10 Apr. スペイン旅行 '10 Apr. スペイン旅行目次 '12 May スペイン旅行 '12 May スペイン旅行目次 '13 Sept. 台北旅行 '14 June クロアチア旅行 未分類 最新の記事
以前の記事
2014年 11月
2014年 09月 2014年 08月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 more... 検索
ライフログ
その他のジャンル
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||