![]() もともとプッチ・イ・カダファルク設計の Palacio del Barón de Quadras という邸宅ですが、割と最近、スペインとアジア環太平洋諸国の諸分野における関係促進のために、スペイン外務省、カタルニャ州自治政府、バルセロナ市役所により創設された共同機関の本拠地となったため、カサ・アシアと呼ばれているようです。 アジア・環太平洋諸国に関する情報センター、図書室、資料室、会議室などがあるらしく、観光スポットではないのですが、公開された出入り自由な(入場無料!)施設なので、建物や内装をじっくり見ることができます。有り難いことです。 入り口の素晴らしいアイアンワーク。 ![]() ![]() ![]() ![]() ユーモラスなような、ちょっとグロテスクなようなものが多くて面白いです。 ![]() 特に質問、用事がなければ、こんにちは言って入るだけでオッケー。 下:受付の先にある内門。 この円ガラス、カサ・バトリョやグエル公園入り口の小屋で使われているのと同じですね。 ![]() 下:1Fへ上がる階段。受付の前になります。 ここの吹抜け部分は、天井がガラス張りになっています。 ![]() ![]() ![]() ![]() 左:階段下には噴水があって、中庭っぽい雰囲気。 ここは観光用に公開している建物ではないので、各部屋についての説明は特になく、勝手に空いているところに入って、あるものを見るという感じです。でも、各部屋の装飾は見事ですし、どういうわけか、あまり見学客もいないので、ゆっくり見られていいですよ。 ガウディのカサ・ミラ、カサ・バトリョなどがあれだけ並んで、見学料払わないと見られないのに(まあ、それは当然とは思うのですが)、多少規模が違うとはいえ、同じように価値があり、素晴らしいこの建物が、こんなノーマーク状態であるのが不思議な気もします。まあ、基本、情報施設なので、本来の用途ではなく訪問する人が来すぎてがやがやするのもよくないのでしょうが…… 下左:1Fの大きな部屋にあった暖炉 下右:暖炉脇の柱の上の彫刻。 この邸宅はこの手の動物モチーフの彫刻が独得で面白いです。 ![]() ![]() 地上階に戻って、正面鉄門を内側から見たところ。 ![]() カサ・アシアも、表と裏の雰囲気が全然違う建物です。花柄がラブリー。 ![]() ![]() ![]() ついでに、すぐ近くにあるカサ・デ・ラス・プンシャスも見ました。これも、プッチ・イ・カダファルクの作品です。特徴的なとんがり屋根が見える側は工事中だったので写真なし。 ![]() ![]() ![]() ここは現役の集合住宅なので、入り口部分だけ、ちょっと覗き見させてもらいました。 ここだけでも、こんなにきれい! 賃借できるのなら、ちょっと住んでみたいですねえ。 ![]() ![]() カタルーニャ音楽堂は、この時はまだ写真撮影不可だったんで(今は、いいらしいんだけど)、写真は下のバールで食べたピンチョスの写真。ここに来るたびピンチョスの写真撮ってる。ここの、具がしゃれてておいしいですよ…。 ![]() 演目はラベルのボレロとか、アルベニスのカタロニア組曲、ブランデンブルグ協奏曲など、クラシカルなものばかりだったのですが、ただ演奏するのでなくて、間にちょっとした寸劇をはさんだコミカルな演出で、特にクラシックファンでない人でも楽しめるように工夫されていました。一方で、4人で1本のギターを弾くなど、アクロバティックな技術の高さも披露したりと、見応えのある楽しいコンサートでした。 この日の日記はこれでおしまいです。朝から晩まで建物見てコンサート行って、トラベラーズハイ状態の自分の元気さには、我ながらびっくりです…… 普段、すごい引き込もりで、半径500m圏内で生活しているというのに。
by koshiba841
| 2013-01-08 09:43
| '12 May スペイン旅行
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