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'12 スペイン旅行記6日目(May18) (7)レブリハ宮殿
さて、この日、あまり体調はよくなかったのですが、もう、翌日にはバルセロナに移動するので、がんばってもう一カ所、見学しました(これらの見どころは旧市街の中心部に集中しているので、行くこと自体は、別に大変でもないのですが…)。

うちのオスタルのちょうど裏手の位置にあるレブリハ宮殿を見てきました。シエルペス通りの一本東、Cuna通りにあります。

もともと16cに建てられた建物をレブリハ伯爵夫人が1901年に購入し、十数年に渡って修復、改築し、趣味のコレクションで埋め尽くし、飾り立て、作りこんでいった邸宅です。

入場料は一階、二階両方で8ユーロ。一階だけなら5ユーロ(2012年現在)。一階は自由に見られますが、二階は決まった時間に行われるガイドツアーにのらないと見られません。ガイドはスペイン語、英語他、ヨーロッパのいくつかの言語でやってくれるようです。日本語はなし。写真撮影は一階オーケー、二階不可。

ということで、入り口。もうここから、アイアンワークだの象眼だのタイルだの技術の粋が満載。

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で、入ってすぐに現れる、イスラム風の素敵な中央パティオ。

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パティオはイスラム風ですが、下のモザイク、セビリア近郊のイタリカというところのローマ時代遺跡で見つかったモザイクを持ってきた(どうやってかは知らん)ものなのだそうです。すごいですね…。
伯爵夫人は考古学に造詣の深い人だったそうで、館内、どこかからの出土品とおぼしき壷っぽいものやら何かのかけららしきものが飾ってあるコーナーがあった、と思う。

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邸宅内には、この他にも、いくつかモザイク床の部屋があります。

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図柄からすると、このあたりも、ローマ遺跡からもってきたものなのでしょうかね…

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そして、ここも壁タイルがすごい… タイルもアンティークもの(というのかな、16-17cぐらいの?)を取り寄せているのだそうです。

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二階に行く階段。ガイドツアーをやっていない時は、ロープがはってあるので上がれません。

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壁アップ。

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二階部分は、もっとプライベート感の強い部屋がいくつかあります。どの部屋も、部屋自体の造りが凝っている+収集品(絵とか家具とか食器)がすごいのダブルパンチで圧倒されます。まあ、英語のツアーにのったため、その時は、「ふうん…」とか、うなづきながら聞いていたものの、今となっては、色々(というか、ほとんど…)内容を忘れてしまいましたが、伯爵夫人の徹底したコレクターっぷりと財力を実感するという意味で、二階を見学するのも一興ではないかと思います。一階だけでも十分濃いのですが。

こういう所にくると、いつも、「このお宅は何をやってここまでの金持ちになったのか」ということが不思議になります…(伯爵家だからっていわれたら、それまでですが)。

こちらの宮殿については、「伯爵夫人が趣味のよい金持ちでよかったな」とも思いました。まあ、「趣味の悪い金持ちの家博物館」みたいなものがあったら、それはそれで、見てみたい気はするんですけどね。

芸術・文化の発展や保存において、この手の趣味のよい金持ちの果たす役割って大きいよね……みたいなことを、こういうところにくるとしみじみ感じますね。ガウディにとってのグエルとか。

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こういう素朴系なタイルもかわいくてよいですね…

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模様好き、装飾美術好きの方にはおすすめしたい場所です。見応え十分。

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by koshiba841 | 2012-08-31 22:05 | '12 May スペイン旅行
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